みずしまの家 水嶋建設株式会社

「みずしまの家」を愛するスタッフの日常

現場にて

地盤調査2015年2月 7日土曜日

地盤調査.JPG

 今回は、地盤の調査について簡単に説明します。

家を建てる前に、必ず行う事といえば地盤調査です。

最近では少なくなりましたが、地盤が弱い為に家が傾いてしまった…。なんて事がごく稀にありました。

昔は、特に地盤を確認する事なく家を建てる事もあったようです。

しかし、最近ではその地盤の強度、強さを調査した上で、家を建てても大丈夫かどうかの判断をします。

当社では、’スウェーデン式サウンディング試験’を採用してます。

上の写真は、地盤の強度を調べる機械です。

計画建物の4隅と中央部、計5か所を調査します。

棒の先にドリルがついていて、回転させながら上から荷重をかけ、その沈み込む長さ、回転への負荷等により硬軟もしくは締り具合または土層の構成を判断し、建物の支持力の検討(基礎に補強が必要であるかどうか)をします。

自分が建てたい家の重さを支える地盤が、十分にその重さに耐えられるかどうか、または耐えられる地盤は地表からどのくらいの深さにあるのかを調べるのです。

通常の基礎コンクリートの下は、地表から250㎜の深さです。コンクリートの下には、砕石とばれる裏込材・砂利が120㎜の厚さで敷かれています。

ですから、地表から370㎜の深さの強度が、重要なのです。

しかし調査をしますと基礎下が強度を満たしてくれるケースは少ないです。

地表から、1.5m~2m~3m~6m…と、支持地盤が深い事もあります。

その場合、支持地盤から基礎の下までを補強する為に地盤改良、もしくは杭を施工します。

基礎にかかる建物の重さを直接支持地盤まで伝えるので安心して家をたてられます。

簡単にといいながら、結構長くなってしまいました。今回はこのへんで・・・。

 

地盤の補強方法にはいろいろありますので、また今後紹介していきたいと思います。

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